『戒名って何?』
2016年10月24日

佐世保展示場のメインボード下段に掲げている
                 『戒名って何?』の説明文をご紹介します。  

 

 戒名とは文字通り、厳しい戒律を守って仏門に入った人が授かる名前のことです。
つまり修行をし、経典を勉強し、仏様の教えを学んだ証として与えられるもので、これを受戒(じゅかい)と言います。戒名は本来ならば生前に与えられるものなのですが、時代を経て亡くなった後に死後に与えられるようになりました。死者の場合でも生きているものとして扱い、仏様の弟子として送るという「没後作僧(もつごさそう)」という考え方から来ています。

 戒名は宗派によって呼び方が違う点をご存知ですか?

天台宗・真言宗・浄土宗・曹洞宗・臨済宗は「戒名」といいますが、浄土真宗では「法名(ほうみょう)」と呼びます。 それは開祖である親鸞聖人は「私たちは戒を守れない凡夫だから弥陀の誓願によってのみ救われる(阿弥陀様を信じるのみ!)」という浄土真宗の教義を確立したので「戒」という文字を用いません。また、日蓮宗では「法号(ほうごう)」と呼びます。それは日蓮宗でも受戒せず、法華信者は霊山浄土(れいざんじょうど)へ生まれ変わるとされているためです。